KOSEN Labo の生い立ち

更新日:5月28日

 こんにちは。KOSEN Labo代表の前川啓一郎です。KOSEN Laboを立ち上げてちょうど1年ということで、今日はKOSEN laboがどのようにしてでき、どんなことをしてきたのかを皆さんに紹介していきたいと思います。


KOSEN Laboって?

 まず簡単に、今のKOSEN Laboがどんなチームなのかを簡単に紹介させてください!代表は記事を書いている私、前川啓一郎です。現在は豊橋技術科学大学という、高専生のために作られた大学の博士後期課程2年に在籍しています。そして、KOSEN Laboには他にもチームメンバーが8名。合計9名で活動中です。メンバーのうち一人は現役の高専生、それ以外は社会人もしくは私と同じ技科大の在学生で構成されています!こんな高専一色のメンバーで力を合わせ、これまでに高専生向けのアイデアソンや、企業で活躍する社会人の方との交流イベントを企画・運営してきました。そんなKOSEN Laboですが、この団体を立ち上げたのは私、前川が持つ原体験が大きなきっかけとなっています。



私が高専生だった頃


 それは、私自身が高専生だった頃に遡ります。ちょうど1年が終わり、2年になる頃。専門科目が少しづつ増えてきて、勉強が少しづつ難しくなっていきます。そんな時、僕は難しい勉強をする意味を少しづつ見失ってしまったのです。科学が好きで高専に入ったので、手を動かす実験は楽しめていたし、すごくいろんな知識をもった先生方に教えてもらえる。ただなんだか僕には、先生方そしてクラスの中にいる他の優秀な学生のように、この難しい勉強をこなし、楽しんで何かを作っていけるイメージができなかった。それから僕の勉強のモチベーションと共に成績は次第に下がっていき、ついには留年の危機を知らせる悪魔のような手紙が親の元に届くまでに...笑



海外体験


 そんな僕は、高専での色々な体験を通して変わっていきました。大きなきっかけとなったのは、高専内でプログラムの参加者を募集していたシンガポールへの短期留学でした。留学中には現地の学生とのプレゼンテーション作成のプロジェクトを通じて、学んだ知識をアウトプットする楽しさを感じました。そして、もっとも大きかったのは5年生の卒業研究です。電気を学んできた私ですが、低学年の頃に学んだ公式や考え方を使って新しい物を生み出す感覚は、”今までやってきたことは無意味じゃなかった。”そう思わせてくれたのです。この経験を振り返ってみて、気づいたことがあります。それは、社会や自分の将来など、”今そこにある物” から一歩進むことでしか、気づけないことがある。むしろ、そうやって一歩進んで何かをアウトプットして初めて、学ぶことの意味を感じ、勉強が楽しくなるのではないか。そう考え始めたのが、KOSEN Laboの活動の原点なんです。



高専生のために何かできないかな?


 その経験がどうやってKSOEN Laboになったのか。それから月日が経ち、大学に編入して、高専での経験も忘れかけていた頃。世界が大きく変わり始める大きな惨事が起こりました。そう、コロナウイルスです。大学で実験系の研究をしている僕は、緊急事態宣言のおかげで全く研究を進められない状況に。研究ができずに時間が多くできてしまったその時、僕は昔から興味があったビジネスの勉強をしてみることに。学生向けの起業講座を受けてみたり、ビジネスコンテストに応募してみたり...いろんなことにチャレンジ。そんな中、ビジネス講座の最終発表会で生まれた僕のアイデアが、KSOEN Laboの前身となるアイデアでした。その時のアイデアは”高専生と一緒に遠隔で研究ができる装置を作る” という物だったのですが...今考えると、とりあえずやりたいことを詰め込んだ、ものすごい強引なアイデアでした。笑

 そんな流れで、研究室での研究の合間にコンテストなどに挑戦しながら、少しづつビジネスアイデアをブラッシュアップしていた頃。色々なところに顔を出していたこともあって、相談に乗ってくれる方も増えてきたのですが、なかなかうまく進まない...そんな悩みを抱えていました。”本当にやりたいのはこれなのか” と迷う毎日。しかし、”高専生”というキーワードだけは消えませんでした。よし、ビジネスとしてどうするかは置いておいて、とりあえず高専生のためにできることをやろう。そう思い始めてきたのです。



メンバーたちとの出会い


 そんな時に、ある出会いがKOSEN Labo誕生の始まりとなりました。”僕が高専生の時に悩んでいたことと、同じような悩みを抱えている高専生は沢山いるに違いない。そんな高専生たちを助けるようなことがしたい。”そう思っていた時に、大学の仲の良い先生が、高専生向けのあるオンラインイベントを紹介してきてくれました。もちろん私は二つ返事で参加を決め、次の週にはイベントに参加していました。そのイベントは、全国の高専生が集まってSDGsを学び、最後にチームを作ってSDGs達成に向けたビジネスアイデアを作るというもの。僕は大学生のサポーターとして参加し、高専生たちを先導できるようにがんばりました。そしていよいよ最終発表の準備が開始。僕たちのチームでは日本の空き家問題に着目し、解決策を提供するビジネスを考えました。チームの雰囲気はとてもよく、チーム内でのディスカッションでは皆がそれぞれ違った知識を持っていました。そこで直感的に思いました。”この子達となら、今僕がやっている活動を一緒に盛り上げていけるのではないか”と。


KOSEN Labo結成!


 最終発表が終わり、次の日あたりに僕はチームメンバーのLINEに即座に連絡しました。”今こんな活動をしているのだけど、一緒にやらないか?” そう声をかけたとき、ほとんどのメンバーが興味を持ってくれ、正式にメンバーとして入ることになった。それが、現メンバーの今村君と加藤くん。KOSEN Laboという名前自体はビジネスコンテストに出すときに考えた物でしたが、僕の”高専生たちを助けるようなことがしたい。” という思いに共感してくれる高専生がいた。そしてそんなメンバーたちが入ってくれた。僕はこの時が、KOSEN Laboが誕生した時だと思っています。



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